乾燥時期は早めの対策を!メーカー系からネットの売れ筋まで自分に合う加湿器の選び方!

ライフスタイル

朝と夜の気温差が大きくなる冬は、空気が乾燥しやすくウイルスが活性化してきます。

体内もノドや鼻の水分が失われ免疫力が低下しやすく、風邪やインフルエンザにかかる原因にもなりやすいので、とくにエアコンなどで室内を暖める時は、湿度に気をつけておきたいところです。

室内の湿度が40%より低くなるとウイルスが活性化しやすく、60%より高い多湿状態はカビなどが繁殖しやすいので、健康的で快適な生活をするためにも、適切な湿度とされる50~60%を目安に保つことが大事になり、冬場の乾燥しやすい室内をうるおしてくれるのが加湿器です。

今回は冬の乾燥時期に活躍してくれる、『加湿器の選び方』を徹底的にご紹介。

加湿器の種類を知っておこう!

加湿器の構造は単純で、大まかに分類すると「気化式」「超音波式」「スチーム式」に分かれ、タンクの水を気化させる機構の違いになります。

ベーシックな加湿器

ベーシックな加湿器の種類
加熱方式気化式超音波式スチーム式
イメージ
濡れタオルを風で乾かす

霧吹きで水滴をまく

湯船からあがる蒸気
特徴水を吸わせたフィルタに風(冷風)を当てて加湿。超音波振動で水を破砕し霧状の水を吹き出し加湿。加湿機本体でお湯を沸かして湯気で加湿。
デメリット短時間の加湿は不向き。
機種によりファンの音がする。
水滴の粒が大きめ。
内部の雑菌繁殖の可能性が大きい。
消費電力が大きい。
蒸気が熱いのでやけどに注意する。
加湿量低め多め多め
加湿速度ゆっくりゆっくり速め
電気代安め安め高め
吹き出し熱くならない熱くならない熱くなる
お手入れこまめにこまめにこまめに

長時間の加湿に強い「気化式」、電気代が安い「超音波式」、パワーのある「スチーム式」など特徴がありますが、それぞれのデメリットを解消する加湿器が「ハイブリッド式」と呼ばれる加湿器です。

ハイブリット式加湿器

ハイブリット式加湿器
加熱方式気化ハイブリット
(加熱式+気化式)
超音波ハイブリット
(加熱式+超音波式)
イメージ濡れタオルを温風ヒーターで乾かすヒーターで水を温め霧状にまく
特徴温風なので気化式よりも加湿量が多く湿度に応じて運転切り替えする機種もある。ヒーターの出力次第でパワフルな加湿が可能になり静音性に優れる。
デメリット気化式に比べて電気代がかかる。
機種によりファンの音がする。
水滴の粒が大きいので設置場所に注意。
電気代はヒーターの出力を目安に。
加湿量多め多め
加湿速度速め速め
電気代わりと休めヒーターの出力次第
吹き出し熱くならない熱くならない
お手入れこまめにこまめに


加湿器の中でも主流になっている方式が「気化ハイブリット」で、スピーディーな加湿に不向きだった「気化式」のデメリットを解消し、「超音波ハイブリット」は、ヒーターで加湿するので除菌に強く、大量で細かいミストを遠くまで運びやすいので広いお部屋に向いています。

加湿器選びのポイント!

さまざまな加湿器が発売されていますが、部屋の大きさに合う加湿量はもちろん、どんな生活シーンで使用したいか?で、加湿器の選び方が変わってきます。

購入の際は、販売サイトなどで必要な機能をチェックしておくことも欠かせません。

加湿器選びの最低限の機能チェック
電気代を節約エコ機能/DCモーター/自動運転
静音性35dB以下を目安に
就寝時おやすみタイマー
いたずら防止チャイルドロック
細菌に強い抗菌フィルター/抗菌機能あり
アロマアロマ対応モデル

最近のモデルは、省エネや静音性に優れた商品が多いので、この辺はあまり問題ないと思いますが、おもに「気化式/スチーム式/気化ハイブリット」は、加湿フィルターや蒸発布の耐久年数や値段を、「超音波ハイブリット」は、日頃のメンテナンスのしやすさをチェックしておくと、ハズさない加湿器選びができます。

メーカーによる加湿性能の違い

シャープ


加湿特徴

シャープの加湿器は『HV-G30』が気化式、『HV-G50/G70』が気化ハイブリット式です。

空気浄化やお部屋の静電気を抑制しながら消臭もおこなう『プラズマクラスター』に、過剰な加湿を防ぐため室温に合わせて湿度を55~65%に制御する『Wセンサー』を全モデルに搭載し、電気代の節約にも強いモデルです。

主な機能

シャープ加湿器の主な機能
HV-G30HV-G50HV-G70
うるおい自動
おやすみ自動×
エコ運転×
湿度表示ランプ
給水おしらせ
切タイマー2/4h2/4h2/4h
お手入れランプ
チャイルドロック×××

『HV-G30』は2/4時間で電源が切れる「切タイマー」、『HV-G50/G70』では、運転音を抑えてきめ細かな湿度コントロールを自動的におこなう「おやすみタイマー」が増え、「うるおい自動運転」「おやすみ自動運転」の時に、自動エコボタンを押すとヒーターを使用しないで、電気代を節約しながら運転してくる機能が付加されています。

メンテナンス

通常使用では、給水ごとにタンクとフタを水洗いします。

シャープ加湿器は、2週間に1回を目安に本体から「加湿フィルター」「トレー」を取り外し、汚れに応じてすすぎ洗いや漬け置きをします。本体背面にある「エアフィルター」は、ほこりを掃除機で吸いとります。とくに「加湿フィルター」の清掃が重要になり、水あかがこびり付いている時はクエン酸の漬け置き洗いが必要です。

加湿時間が約240時間になるとピー, ピー音が約10秒間鳴り、お手入れ時期のお知らせもしてくれます。

「加湿フィルター」は消耗品になり、「8シーズン(1日8時間、約6ヵ月の使用が1シーズン)」を目安に、新しい物に交換する必要があります。

HV-G30HV-G50HV-G70
気化加湿

シャープHV-G30仕様 タンク容量約2.4L
適用床面積木造和室5畳(8m²)
プレハブ洋室8畳(14m²)
加湿量290mL/h
静音145mL/h
運転音38dB
静音22dB
消費電力9W
静音2.5W
1時間の電気代約0.25円
静音約0.07円


気化ハイブリット

シャープHV-G50仕様 タンク容量約4.0L
適用床面積木造和室8.5畳(14m²)
プレハブ洋室14畳(23m²)
加湿量500mL/h
静音185mL/h
運転音36dB
静音24dB
消費電力
(50/60Hz)
185W/190W
静音9W
エコ17W
1時間の電気代
(50/60Hz)
約5.0円/約5.2円
静音約0.3円
エコ約0.5円


気化ハイブリット

シャープHV-G70仕様 タンク容量約4.0L
適用床面積木造和室11畳(18m²)
プレハブ洋室18畳(30m²)
加湿量670mL/h
静音185mL/h
運転音
(50/60Hz)
40dB/41dB
静音24dB
消費電力310W
静音9W
エコ23W
1時間の電気代約8.4円
静音約0.3円
エコ約0.7円


こんな方におすすめです!
・空気中の抗菌に強いモデルがよい。
・電気代の節約に強いモデルがよい。
・パワフルなモデルがよい。(HV-G50/G70)
・寝ている時も使いたい。(HV-G50/G70)
・加湿フィルターの耐久性が長いモデルがよい。
※2017/12月現在。
シャープ 加湿器

パナソニック

FE-KEP05/KEP07

加湿特徴

パナソニックは、ヒーターを使わない気化式になり電気代がお得です。

6畳前後のお部屋でシンプルな加湿なら『FE-KEP03』で、上位モデル『FE-KEP05/KEP07』は、すばやく快適な湿度にする「お急ぎモード」や、設置場所を選ばない「壁ピタ設置(直射日光は避けてください)」など使い勝手が向上し、電力をより効率的にパワーに変換するDCモーターを採用しています。

主な機能

パナソニック加湿器の主な機能
FE-KFP03FE-KEP05FE-KFP07
自動運転
お急ぎ運転×
おやすみ自動×
エコ運転×
湿度表示サイン
給水おしらせ
切タイマー2/4/6/8h2/4/6/8h2/4/6/8h
入タイマー××
お手入れランプ
チャイルドロック

全モデル、お部屋の湿度に合わせてセンサーが運転を制御する「自動運転」「切タイマー」「チャイルドロック」が標準装備。

『FE-KEP03』では、「自動運転」中に「切タイマー」をセットすれば、部屋の湿度に応じた自動運転も可能になり「入タイマー(6/8時間後)」がついています。

『FE-KEP05/KEP07』は、「おやすみ自動運転」機能が搭載され、湿度60%を目安に「静か」と「弱」で自動運転してくれます。

パナソニックの加湿器は、分かりやすい機能とシンプルな操作も特徴のひとつです。

メンテナンス

給水ごとにタンクに水を入れ振り洗いします。

1ヶ月に1度「トレー」は水洗い、「加湿フィルター」は水かお湯で漬け置きをし、「イオン抗菌ユニット」を加湿器用洗剤またはクエン酸で漬け置き、本体背面にある「フィルター」のほこりを掃除機で吸い取る作業をおこないます。

「加湿フィルター」は消耗品になり、交換時期は「10年(1日8時間運転)」を目安に、新しい物に交換する必要があります。

FE-KFP03FE-KEP05FE-KFP07
気化加湿

パナソニックFE-KFP03仕様 タンク容量約2.1L
適用床面積木造和室5畳(8m²)
プレハブ洋室8畳(14m²)
加湿量
(50/60Hz)
50Hz/300mL/h
60Hz/300mL/h
50Hz/170mL/h
60Hz/180mL/h
運転音50Hz:34dB
60Hz:34dB
50Hz/20dB
60Hz/21dB
消費電力50Hz/10W
60Hz/11W
50Hz/4W
60Hz/5W
1時間の電気代50Hz/約0.3円
60Hz/約0.3円
50Hz/約0.1円
60Hz/約0.1円

気化ハイブリット

パナソニックFE-KEP05仕様 タンク容量約5.0L
適用床面積木造和室8.5畳(14m²)
プレハブ洋室14畳(23m²)
加湿量お急ぎ600mL/h
500mL/h
420mL/h
330mL/h
静か150mL/h
運転音お急ぎ36dB
31dB
26dB
22dB
静か15dB
消費電力お急ぎ10W
8W
6W
4.5W
静か1.6W
1時間の電気代お急ぎ約0.2円
約0.2円
約0.1円
約0.1円
静か約0.04円

気化ハイブリット

パナソニックFE-KFP07仕様 タンク容量約7.0L
適用床面積木造和室20㎡(12畳)
プレハブ洋室32㎡(19畳)
加湿量お急ぎ800mL/h
700mL/h
500mL/h
330mL/h
静か150mL/h
運転音お急ぎ44dB
39dB
31dB
22dB
静か15dB
消費電力お急ぎ16W
11W
6W
3.5W
静か1.6W
1時間の電気代お急ぎ約0.4円
約0.3円
約0.2円
約0.1円
静か約0.04円

こんな方におすすめです!
・電気代の節約に強いモデルがよい。
・シンプルな操作がよい。
・うるおいに強いモデルがほしい。
・6畳前後の部屋でシンプル加湿がよい。(FE-KFP03)
・スピーディーな加湿機能がほしい。(FE-KFP05/07)
・寝ている時の静音性が高いモデルがよい。(FE-KFP05/07)
・加湿フィルターの耐久性が長いモデルがよい。
※2017/12月現在。
パナソニック 加湿器
※ナノイー機能付き「FE-KXP05/07(生産完了)」も発売されています。

三菱重工

SHE60PD/SHK50PR

加湿特徴

三菱重工の加湿器は、『SHEシリーズ』がスチームファン蒸発式。熱ヒーターで100℃に加熱され蒸気になり、送風ファンにより空気とミキシングされ55℃以下で加湿します。6畳用「SHE35PD」、10畳用「SHE60PD」、20畳用「SHE120PD」が発売され、「SHE60PD」「SHE120PD」にはプラズマイオンが搭載され、「SHE60PD」のみ「アロマ対応」になっています。

『SHKシリーズ』はハイブリッド加熱気化式になり、湿度が低いときは「加熱気化式」ですばやく加湿し、設定湿度になると「気化式」で加湿量を調整してくれ、全モデルプラズマイオンが搭載。8.5畳用「SHK50PR」、12畳用「SHK70PR」、14.5畳用「SHK90PR」が発売され、エアコン(三菱ビーバーエアコン対応モデル)の湿度設定に応じて加湿器が自動運転します。
※2017年12月現在

『SHEシリーズ』の吹き出し口は、約50C°になっていますのでやけどに注意が必要です。

主な機能

三菱重工加湿器の主な機能
SHE35PDSHE60PDSHK50/70/90
おまかせ運転
湿度設定運転
エコ運転
静音運転××
給水おしらせ
切タイマー2/4h2/4h2/4/6/8h
入タイマー××
お手入れランプ
アロマ××
チャイルドロック

※切タイマー・入りタイマーの同時設定はきません。

全モデル、湿度に合わせてセンサーが運転を制御する「おまかせ運転」に、「切タイマー」「チャイルドロック」が標準装備され、停止中にお部屋の湿度が35%以下になると、「dr」表示の点滅とブザーで乾燥気味状態をお知らせしてくれます。

「SHE35PD」は、細菌・カビ・ウイルスの細胞壁に作用し制御する「つかまえ除菌」が搭載され、他のモデルは、加湿空気とともにプラズマイオンを発生、ウイルス・浮遊菌を抑制する機能が付加されています。

全モデル、スピード加湿機能はついていませんが、「エコ運転」で1日8時間の使用でも1ヶ月の電気代が約97円と電気代の節約に強いメーカーです。

メンテナンス

給水ごとにタンクとフタを水洗いします。

表示窓に「CL」が表示されたらクリーニング時期で、約2週間に1度表示されます。

『SHEシリーズ』は、「水槽」にたまった水を捨て、本体内部にある「蒸発布」を水でもみ洗いし、背面にある吸気口を取り外し掃除機で吸いとります。「蒸発布」は消耗品になり、運転時間500~600時間(1日8~10時間運転で2ヶ月)を目安に交換します。

『SHKシリーズ』は、「加湿フィルター」「抗菌剤」「トレイ」を、「CL」表示されるごとに水洗いします。「加湿フィルター」は月に1回クエン酸で洗浄することが推奨され、きちんとメンテナンスをすれば、8シーズン交換不要の長寿命フィルターです。

SHE35PDSHK50PR
スチームファン蒸発式

三菱重工SHE35PD仕様 タンク容量約2.8L
適用床面積木造和室6畳(10m²)
プレハブ洋室10畳(16m²)
加湿量350mL/h
運転音27dB
消費電力最小125〜最大250W

※10畳用「SHE60PD」、20畳用「SHE120PD」も発売されています。

ハイブリッド加熱気化式

三菱重工SHK50PR仕様 タンク容量約4.5L
適用床面積木造和室8.5畳(14m²)
プレハブ洋室14畳(23m²)
加湿量350mL/h
運転音32dB(静音運転時24dB)
消費電力160W(エコ運転時15/18W)

※12畳用「SHK70PR」、14.5畳用「SHK90PR」も発売されています。

こんな方におすすめです!
・スピード加湿機能はいらない方。
・表示部が見やすく使いやすいモデルがよい。
・エコ運転で電気代を節約したい。
・パワフルな加湿をしたい。(SHEシリーズ)
・かんたんなメンテナンスがよい方。(SHEシリーズ)
・湿度により加湿機能を使い分けたい。(SHKシリーズ)
・ウイルス・浮遊菌を抑制したい。(SHE35PD以外)
※2018/1月現在。

三菱重工 加湿器

ダイニチ

HD-RX317/HD-5017

加湿特徴

ダイニチの加湿器は、送風の気化式とヒーターで加湿をアシストする温風気化式の、ハイブリッド温風式/気化式を採用。

湿度が低いときは「温風気化式」でパワフルにすばやく加湿し、設定湿度に近づくと温風を使わない「気化式」に切り替え、加湿量を調整してくれます。

主な機能

ダイニチ加湿器の主な機能
HD-RX517HD-5017
ターボ運転×
おやすみ加湿×
静音
のど・肌
エコ
給水おしらせ
切タイマー2/4/6/8h2/4/6/8h
入タイマー×
お手入れランプ
チャイルドロック

※切タイマー・入りタイマーの同時設定はきません。

「ターボ運転」「おやすみ加湿」の機能が搭載された『RXシリーズ』と、2つの機能が搭載されず「入タイマー」がある『HDシリーズ』が主要機種になり、それぞれ5/8.5/12/14.5畳用がラインナップされています。

とくに『RXシリーズ』は、全体的な加湿器の売れ筋の中でも、細かな湿度モードや、水量が見やすいクリアタンクにお手入れしやすい広口設計、抗菌フラットトレイなど、機能性、使いやすい操作性、メンテナンスのしやすさなど、トータルバランスに優れたモデルです。

メンテナンス

通常の使用では、毎日新しい水道水と入れ替えすすぎ洗いをします。

週1回程度のお手入れでは、本体背面にある「吸気グリル」のホコリを掃除機で吸いとります。

お手入れサインが点滅したら、「トレイ」と「抗菌化フィルター」の水洗いを行い、月に1回ぬるま湯にクエン酸をとかし「抗菌化フィルター」を漬け置き洗いします。

「抗菌化フィルター」は消耗品になり、5シーズン(1日8時間使用で1シーズン6ヶ月)を目安に、新品に交換する必要があります。

HD-RX317HD-3017HD-RX517HD-5017
ハイブリッド温風式/気化式

ダイニチHD-RX317仕様 タンク容量約3.2L
適用床面積木造和室5畳(8m²)
プレハブ洋室8畳(14m²)
加湿量ターボ350mL/h
のど・肌300mL/h
標準250mL/h
おやすみ250mL/h
エコ160mL/h
運転音ターボ30dB
のど・肌23dB
標準23dB
おやすみ17dB
エコ23dB
消費電力ターボ168W
のど・肌161W
標準161W
おやすみ158W
エコ11W

ハイブリッド温風式/気化式

ダイニチHD-3017仕様 タンク容量約5.0L
適用床面積木造和室5畳(8m²)
プレハブ洋室8畳(14m²)
加湿量のど・肌300mL/h
標準300mL/h
静音240mL/h
エコ210mL/h
運転音のど・肌23dB
標準23dB
静音17dB
エコ23dB
消費電力のど・肌98W
標準98W
静音93W
エコ11W

ハイブリッド温風式/気化式

ダイニチHD-RX517仕様 タンク容量約5.0L
適用床面積木造和室8.5畳(14m²)
プレハブ洋室14畳(23m²)
加湿量ターボ570mL/h
のど・肌500mL/h
標準500mL/h
おやすみ400mL/h
エコ370mL/h
運転音ターボ35dB
のど・肌30dB
標準30dB
おやすみ23dB
エコ30dB
消費電力ターボ170W
のど・肌163W
標準163W
おやすみ161W
エコ12W


ハイブリッド温風式/気化式

ダイニチHD-5017仕様 タンク容量約5.0L
適用床面積木造和室8.5畳(14m²)
プレハブ洋室14畳(23m²)
加湿量のど・肌500mL/h
標準500mL/h
静音375mL/h
エコ365mL/h
運転音のど・肌30dB
標準30dB
静音20dB
エコ30dB
消費電力のど・肌163W
標準163W
静音161W
エコ12W

こんな方におすすめです!
・表示部が見やすく使いやすいモデルがよい方。
・抗菌に強いフィルターを使いたい方。
・静音性、電気代、加湿量などバランスよいモデルがよい。
・パワフルな加湿をしたい。(RXシリーズ)
・トレーの掃除がしやすいモデルがよい方。(RXシリーズ)
・入タイマー機能がほしい方。(HDシリーズ)
※2018/1月現在。

ダイニチ 加湿器

ダイソン

加湿特徴

ダイソンの加湿器「Hygienic Mist」は、超音波式を採用しています。

加湿器はタンクやフィルターを常に清潔にしておかないと、バクテリアなどの細菌が繁殖しやすい面もありますが、ダイソンの加湿器はバクテリアに強力なUV-Cライトをくまなく直接照射し3分間で除菌し、99.9%バクテリアが取り除かれたミストを放出する「バクテリアを除菌する加湿器」が特徴です。

また、加湿器ではめずらしいリモコンが付属されています。

設置場所

ダイソンの加湿器は、部屋の隅の床上に置き部屋中央に向け、壁から1m以上離して設置し、人から1m以上離して使用します。

主な機能

ダイソンHygienic Mistの主な機能
自動運転
手動設定30~70%
風量調整1~10
切タイマー15分~9時間


シンプルな機能に、音響工学による静音設計や、夏場などはサーキュレーターとしても使用でき、年間を通して快適に使用できる加湿器です。

メンテナンス

ダイソンの加湿器は加湿フィルターありませんので、日頃のメンテナンスは、「円形パーツ」「タンク」「ベース部」「ミスト送気管」「パッキン」などを、本体から分解して清掃を行います。

週1回のメンテナンスでは、「円形パーツ」の全体を拭き、「タンク」は水を空にして表面全体を洗い拭き、「ベース部」もきれいに拭きとりします。

月1回のメンテナンスでかんたんな分解清掃を行います。「円形パーツ」の枠を取り外しクエン酸で拭き、「タンク内」、内部部品の「ミスト送気管」、タンク下部にある「パッキン」などを、クエン酸で15分漬け置きしたあと水ですすぎ洗いし、拭き取りしたら乾燥させ組み立てます。

Hygienic Mist
超音波式加湿器

ダイソンHygienic Mist仕様 タンク容量約2.84L
適用床面積木造和室5畳
プレハブ洋室8畳
加湿量300mL/h
運転音ファンモード:22.7~46.6dB
消費電力ファンモード6~40W
加湿モード35~55W

こんな方におすすめです!
・スタイリッシュなデザインでスピード加湿はいらない方。
・リモコン付がよい。
・寝ている時も使いたい。
・定期的なフィルター代の出費をおさえたい。
・分解メンテナンスが面倒じゃない方。
※2018/1月現在。

ダイソン 加湿器

カドー

加湿特徴

スタイリッシュなデザインが特徴的な、カドーの超音波式加湿器「HM-C620」

加湿量は最大600mL/hとパワフルで洋室17畳まで対応。濃密なマイクロミストをちょうどよい高さから部屋全体に降り注ぎ、湿度の状態を4色のインジゲーターでお知らせしてくれ、周囲が暗くなるとインジゲーターが自動で暗くなります。

水槽内の特殊抗菌プレートが、カビや細菌を99.9%以上除菌。水槽内部を清潔にし、除菌された水を加湿しながらミストで噴射してくれます。

低い方の筒がタンクになり、お水をやかんなどに入れ上部から注ぎます。

設置場所

カドーの加湿器HM-C620は、壁や家具から前後左右50cm以上離し、ノズルの上部は1m以上あけて設置します。

主な機能

カドー HM-C620の主な機能
自動運転
急速運転2時間の急速後、自動運転。
手動設定間欠/弱/強
切タイマー1/4/8h


「チャイルドロック」機能はついていませんがシンプルな機能で使いやすく、カドー指定のフレグランスを使用することで、アロマを楽しむこともできます。

メンテナンス

週1回のメンテナンスでは、筒状のタンクとダクトを取り外しすすぎ洗いして拭きとります。ベース本体内部に水が溜まってるので水を排出し、綿棒などで霧化ユニットなどに付着している汚れを取り除きます。

タンクにはフィルターカートリッジが装着され、6ヶ月に1度(1日回の給水の場合)を目安に、新しいカートリッジ(税込 6,350円)に交換します。

HMC620WH
超音波式加湿器

カドーHMC620WH仕様 タンク容量約2.3L
適用床面積木造和室17㎡(10畳)
プレハブ洋室27㎡(17畳)
加湿量急速600mL/h
400mL/h
200mL/h
間欠30mL/h
運転音急速42dB
40dB
38dB
間欠38dB
消費電力急速42W
31W
22W
間欠3W

こんな方におすすめです!
・スタイリッシュなデザインでスピード加湿がほしい方。
・寝ている時も使いたい。
・自宅にやかんがある方。
・分解メンテナンスが面倒じゃない方。
※2018/1月現在。

カドー 加湿器

バルミューダ

加湿特徴

火鉢みたいなバルミューダの加湿器「Rain」は気化式加湿を採用。

乾燥した空気を取り込んだら、接触した細菌を分解する作用がある「酵素プレフィルター」が、ホコリや空気中のウイルスや細菌も除去し、25m³の部屋で実施した試験では30分で85%、90分で91%除去してくれ空気を清潔に保ちます。

最大時の加湿量では、600mL/h、消費電力23Wと、加湿器の中でもトップクラスの加湿量と省エネ設計も特徴のひとつです。

主な機能

バルミューダRainの主な機能
自動運転
手動設定40%/45%/50%/55%/60%
風量調整風量1~5
タイマー入/切 24hタイマー
Wi-Fi


上部の有機ELディスプレイですべての情報を表示してくれ、本体上部のコントロールリングを回したり、クリックしたり長押しするかんたんな操作性で、給水時は有機ELディスプレイの上からやかんなどで水道水を注ぐと、水量センサーが検知し「水量表示」を自動で表示してくれます。

時刻を設定することで、24時間の入/切タイマーを1時間ごとに設定でき、新しい機能として自宅にWi-Fi環境があれば、スマートフォン等 にバルミューダのUniAutoアプリをインストールすれば、外出先からの「電源のON/OFF」・「運転モードの切り替え」・「24hタイマー運転」の管理ができます。

設置場所

バルミューダの加湿器は、壁や家具等から約30cmほどの適当な距離をあけ、送風孔の上部は120cm以上あけて設置します。

メンテナンス

バルミューダのメンテナンス部品は「加湿フィルター」「給水ボウル」「銀イオンカートリッジ」「酵素プレフィルター」になり、2週間に1度「加湿フィルター」「給水ボウル」「銀イオンカートリッジ」を水洗いし、「酵素プレフィルター」のほこりを掃除機で吸い取ります。

月に1回を目安に「加湿フィルター」を、吹き出す風が臭う場合は「重曹洗浄」、加湿フィルターの水アカやヌメリを取る場合「クエン酸洗浄」を行います。バルミューダの加湿フィルターは大きめなので、バケツを用意して60分ほど浸け置きすると洗浄しやすくなります。

「加湿フィルター」と「酵素プレフィルター」は消耗品になり、交換時期の目安は「1年」となります。2つのフィルターがセットになった「Rainフィルターセット(ERN-S100 ¥3.900税別)」が発売されています。

Rain
気化式加湿

バルミューダ Rain仕様 タンク容量約4.2L
適用床面積目安約17畳まで
加湿量風量5600mL/h
風量4500mL/h
風量3400mL/h
風量2250mL/h
風量1150mL/h
運転音目安6dB~42dB
消費電力目安2W~23W※

こんな方におすすめです!
・スタイリッシュなデザインの気化式加湿がよい方。
・パワフルな加湿量がほしい。
・シンプルな操作性がよい。
・寝ている時も使いたい。
・分解メンテナンスが面倒じゃない方。
※2018/1月現在。

バルミューダ Rain

ネットで売れてる加湿器はどんな性能?

モダンデコ HTJS-007

楽天市場 加湿器1位 
ヤフーショッピング 加湿器3位

家具や雑貨を取り扱う、通販ショップ「モダンデコ」で販売されている、ネットで人気があるモデル。

加湿特徴

最大加湿340mlで洋室10畳まで対応した、超音波ハイブリットモデル(超音波式+ヒーター)。

超音波ハイブリットモデル

モダンデコ HTJS-007仕様 タンク容量約4.4L
適用床面積木造和室10㎡(6畳)
プレハブ洋室16㎡(10畳)
最大加湿量340ml
加湿量調整弱/中/強
湿度調整40~80%(5%単位)
静音性35dB
切タイマー1~12h(1時間単位の設定)
消費電力35W
1ヶ月の電気代約168円

リモコンも付属し、加湿器に必要とされる機能もほぼ装備していますが、室内の加湿量により湿度を調整する自動運転は搭載されてません。

水を入れる時にタンクから水がこぼれやすい点と、超音波式+ヒーター式のハイブリットモデルですが、蒸気は熱くならず除菌フィルターもありませんので、バクテリアの繁殖を防ぐためにも「こまめな清掃」をしながら、デザイン性やコスパで選びたいモデルです。

モダンデコ HTJS-007
※Amazonはタンク容量6.0Lの取扱いのみになります。

アイリスオーヤマ PH-U40

Amazon 加湿器31位 
楽天市場 加湿器10位 
ヤフーショッピング 加湿器27位

アイリスオーヤマのドロップ型超音波式加湿器。

加湿特徴

加湿量300mlで洋室11畳の「PH-U40」と、加湿量280mlで洋室8畳の「PH-U28」が発売され、シンプルな構造の超音波式ですが静音性が高く、照明ボタンを押すと7色のLEDライトがきれいに光ります。

超音波式モデル

アイリスオーヤマ PH-U40仕様 タンク容量約4L
適用床面積木造和室11㎡(7畳)
プレハブ洋室18㎡(11畳)
最大加湿量300ml
加湿量調整弱~強
切タイマー×
消費電力22W


電源を入れてからの加湿量も多く、独立したアロマボックスも装備されています。

細かな湿度調整機能はありませんので、シンプルにスピーディーな加湿をしたい方に向き、ミストは広範囲に分散されづらいので、就寝時や長時間の使用では、電化製品や布団など設置場所に注意しながら使用したいモデル。

細菌の繁殖が心配される超音波式ですが、水を入れるタンク部は抗菌効果の高い銀イオン(Ag+)を配合し、菌の発生を抑制ています。

アイリスオーヤマ 加湿器

タワー型加湿器 PR-HF003W

Amazon 加湿器1,083位 
楽天市場 加湿器28位 

こちらは、Prismate(プリズメイト)というブランドから発売されている超音波式加湿器。木目調の「PR-HF003-W」と、光沢カラーの「PR-HF003」が発売されています。

加湿特徴

インテリア性の高いタワー型の超音波式加湿器は、さまざまなモデルがネットショップから発売されていますが、ほとんどの商品はタンク内や水の抗菌処理が行われていないので、雑菌の繁殖が心配されます。

「PR-HF003」は、タンク内の雑菌の増殖を抑えるため「抗菌カチオンAg+カートリッジ」が付属され、タワー型のメリットを活かした高さ80cmの位置から、常にきれいなミストを広く拡散してくれます。

「タワー型の超音波式加湿器はいっぱいあるけど何が違うの?」と感じた方には、超音波式のデメリットである細菌の繁殖に強い、「PR-HF003」がおすすめです。

超音波式モデル

プリズメイト PR-HF003仕様 タンク容量約2.5L
適用床面積木造和室10㎡(6畳)
プレハブ洋室16㎡(10畳)
最大加湿量350ml
加湿量調整強:300~350ml
中:250~300ml
弱:120~200ml
おやすみ:50~120ml
切タイマー2h
リモコンあり
消費電力強:23W
中:21W
弱:18W
おやすみ:16W


リモコンが付属され、電源のオン・オフ、加湿量調整と切タイマーの操作ができ、就寝時には加湿量を抑えた、5時間のおやすみモードが使え、水がなくなると自動的に停止します。

室内の加湿量により湿度を調整する自動運転は搭載されてませんが、付属のアロマパッドにアロマオイルを含ませれば、ミストと一緒にお好みの香りを楽しめます。

水や蒸気が熱くなりませんがチャイルドロック機能はありませんので、お子様の居る家庭では、本体の転倒なども気をつけておきたい所です。

メンテナンス

水を入れる時に、タンク内部のすすぎ洗いをします。

ミストが下向きに出ている時は、本体背面にある「エアーフィルター」が濡れている場合もあり、その時は乾かせてから使用し、2週間に1度「エアーフィルター」のほこりを掃除機や水洗いで落とします。

「抗菌カチオンAg+カートリッジ(CS-C972)」は消耗品になり、交換時期の目安は「6ヶ月(1日8時間の使用)」となり、お値段は¥2.500前後で販売されています。また、アロマパッドやエアーフィルター、リモコンやタンクキャップなどの部品も発売されてますので、紛失や破損した時も部品を購入しやすくなっています。

タワー型加湿器 PR-HF003

加湿器ランキング

メーカー系とネットショップ系の違い

室内の湿度が、40%より低いとウイルスが活性化しやすく、60%より高い多湿状態はカビなどが繁殖しやすいので、急速機能やおやすみタイマーなど、ご使用になる生活リズムで「室内の湿度をどうコントロールしたいか?」が、加湿器選びのポイントになります。

部屋の湿度に応じた自動運転機能を多く搭載し、抗菌にも強いメーカー系の商品と、最低限の機能でインテリア性が高いネットショップ系の商品など特徴はありますが、どちらの商品も、清掃をしないとすぐに内部は水アカがこびりつき、臭い加湿で細菌を室内にばらまいてる状態になりますので、常に清潔にしておく「メンテナンス」が耐久性の面からも重要になります。

※機能は当サイト調べ。
※ランキングは2018/1のものです。

タイトルとURLをコピーしました